コスメ

紫外線について学ぶ。自分に合ったサンケア指数を知って日焼け止めを選ぼう。

みなさんが日焼け止めはどんなものをお使いですか?

本格的に日焼け・紫外線が気になる季節になってきましたね。

そんな中、今使っている日焼け止めが果たして適正なものなのか?と思うようになりました。

きっかけは今年受験しようと思っている『日本化粧品検定』の勉強を始めたことです。

その中で紫外線について学ぶにつれ今まで使っていた日焼け止めは果たして自分の生活にあっていたものなのか?過度な負担を与えていたものでないのか?と考えるようになりました。

肌を守るための日焼け止めと言ってもやはり肌には少なからず負担を与えてしまします。

可能であれば少しでも負担を減らしていきたいと思いませんか?

そのためにも皆さんと一緒に紫外線について考えていければと思います。

過去の日焼け止め

何となくSPFの数値が多いもの(SPF50)・PA+が多いものを選ぶ・・・くらいの選び方をしていました。とにかく数値が高ければやけないであろうという安易な考えでした。肌に対する影響や負担などのことは正直あまり考えていませんでした。

 

現在の日焼け止め

しかし、今使っている化粧品のエンビロン(関連記事:私の肌を作っているもの)やマイナデシコ(関連記事:コロナ5類へ・脱マスク到来か。スキンケア発想の美容下地で40代もノーファンデ継続。)の日焼け止めのSPFを見ると低いのです。

上記記事で使用している日焼け止め何も考えず、そのままライン使いのような流れで使用していました。もちろん使用感や成分面の理由はありますが・・・。

因みに、エンビロンはSPF16 /PA++マイナデシコも日焼け止めはSPF30/PA++

特にエンビロンは、このSPFの数値で言うと、低すぎるのでは??と思ってしまいますよね。

しかし、化粧品検定の勉強をしていくにつれて強いSPFのものを選ぶ必要はないと思うようになりました。

むしろ私の現在の生活ではちょうど良い、もしかするともっと下げても良いのではと言う感じでしょうか。


My NADESHICO emu ブライトベースUV&CC

今回のテーマ

今回は①紫外線の基礎から学ぶ、②学びにより自身のライフスタイルに合う日焼け止めを選ぶことができるようになる③私と同じように5月に行われる化粧品検定を受験される方のお役に立てるようすると言う3点を踏まえて書いていこうと思います。

 

紫外線の種類

紫外線A波(UV-A)

波長の長い紫外線。紫外線の約9割を占め、真皮中まで到達しています。

このUV-Aは生活紫外線と呼ばれています。

生活紫外線と呼ばれる理由は、買い物や洗濯物干しなどの日常の生活やガラス越しに長い間浴び続けることによるからです。

この生活紫外線はサンタン(皮膚の黒化)を起こします。

サンタンにより、肌の弾力を保つエラスチン繊維やコラーゲン繊維を変性させ、しわ・たるみの原因にもなってしまうのです。

※4〜9月まで強い時期が続き、冬になっても半分くらいにしか下がらない。年間を通して気を付ける必要あり。

 

紫外線B波(UV-B)

エネルギーが強い紫外線。散乱生が高くあらゆる方向から肌に届くもの。レジャー紫外線と呼ばれています。

主に表皮にダメージを与え、直接的に細胞遺伝子を傷つける作用があります。

UV-B波により、いわゆる「サンバーン(日焼け:皮膚に赤く炎症を起こす)」・「サンタン(メラニン増加による肌の黒化)」・「シミ・ソバカス」が起きます。

また、肌のごわつき、角層中の水分が減少して、肌荒れの状態にも陥ります。

※7〜8月が特に強い。冬になると一気にその量は減る。

 

紫外線C波(UV-C)

オゾン層に吸収されるため地表には届きません

出典:気象庁ホームページ「紫外線とは」より

 

 

サンタンとサンバーン

サンタン(UV-A:生活紫外線)

日焼けで皮膚が黒くなること。紫外線照射中、直後から黒くなることを「即時黒化」。照射量によっては数ヶ月持続する「遅延型黒化」があります。サンタンは紫外線から身体を守ろうとする天然のサンスクリーンでもあります。

サンバーン(UV-B:レジャー紫外線)

日焼けで皮膚が赤くなること。ひどい場合は水疱状態に。紫外線を受けてから8〜24時間後でピークに達し、炎症は数日間続きます。

 

天気ごとの紫外線の量

快晴:100%とすると・・・

晴れ:ほぼ快晴と同じ・薄曇り:快晴時の8〜9割・曇り:快晴時の6割・雨:快晴時の3割

といった量になります。もちろん地域・季節・環境などによって変化します。

 これを見ると雲りだから今日は安心だな〜なんて思うこともできませんね。天気が悪い日でも紫外線はしっかりと出ているので対策が必要になることがこのデータを見るとわかります。

紫外線の反射率

紫外線のパターン

1.太陽から直接届くもの

2.空気中の地理やほこりなどで散乱されて届くもの

3.地表面で反射されたもの

この3つになります。

出典:気象庁ホームページ「地表面の反射と紫外線」より
出典:気象庁ホームページ「地表面の反射と紫外線」より

この資料を見ると私たちは上からくる紫外線だけでなく反射してくる下からの紫外線にも気を配る必要がありますね。だから日焼け止めをしっかり塗る、余裕があれば日傘をさす、サングラスをかけるなど様々な対策が必要だと感じます。

 

SPFやPAって何?

ここの意味をまずしっかり理解する必要があると思います。私は今まで恥ずかしながら全く理解しておりませんでした。今回こうやって勉強する機会を持ったのでちゃんと知ることができました。

SPF・PAは、紫外線(UV-A・UV-B)を防ぐ効果をわかりやすく示したサンケア指数のこと。

 

SPFSun Protection Factorの略(UV-B)の防止効果を表す数値。

赤くなってヒリヒリする日焼け(サンバーン)を起こすまでの時間を何倍に伸ばせるかの目安。

 

PAProtection Grade of UV-Aの略でUVAPFUVA Protection Factor of a Productの略)の値を目安に+の数でUV-A防止効果を表したもの。

UV-A照射後、2〜24時間に生じる皮膚ぼ即時黒化を指標にしたもの。

 

シーンに応じたサンケア指数

この図をご覧になって頂くとお分かりになると思うのですが、日常生活だと本当にSPFは高いものでなくて良いPAもそこまで+がなくても良いんだと言うことがわかります。

出典:日本化粧品工業連合会「紫外線防止用化粧品と紫外線防止効果」より

※参照元リンク:https://www.jcia.org/user/public/uv/prevent

私の日常であればSPFは最大でも30、PAは++くらいで良いと思います。巷に出回っているものは屋外スポーツや登山用のものってことになりますね。そう考えると必要以上に高い数値ものをだなと思ってしまいます。

 

日焼け止め選びで参考にしてほしい動画

あくまでも私の個人的主観が入っているのでご参考までにといったものになります。

わかりやすく説明されていらっしゃいます。

最後に

日焼け止めにも適材適所があるということを知りました。

しかし、デパコスやドラコスでは数値が高いものがほとんどです。

ですが、今の日焼け止めは日々進化しており高い数値でも極力肌負担の少ないものも出てきているのも実情です。

使われている成分などをよく見て今後購入を検討していくべきだと思います。

 

最新コスメ情報(おまけ)

こちらはSPF45と高めですが持ち運びができると言う点、成分がホホバオイルやアルガンオイルなどの10種のオーガニック植物由来成分、ヒアルロン酸やスクワランなどしっかりと保湿も配合されている点から久しぶりに新しい日焼け止めを購入してみました。

ADDICION SKINCARE UV TOUCH UP CUSHION(アディクションサンケアUV タッチアップクッション)

ADDICTION SKINCARE UV TOUCH UP CUSHION

サンクッションは韓国ではすでに流行っていますよね。

ノーファンデのお直しにどうかなと思い、外出時に使用してみようと思います。



 

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